統制
エージェントはルールに従わない、と言われてきた
その通りです — 自制には期待できません。だからPerstackは、エージェントに行儀を求めません。すべての操作はモデルの外側のルールエンジンを、確定の前に通ります。
ルールの一生
誰が書き、どこに住み、何が強制し、どう変わるのか — 統制が本物かどうかは、この4つで決まります。
書く
あなたが、テキストで。設計AIが説明から草稿を起こし、あなたが文書として読んで直します。
住む
業務定義の中に — プロンプトではありません。バージョン管理され、変更はすべて記録されます。
強制する
ルールエンジンが全操作要求を確定前に検査します。エージェントの協力は要りません。
変える
定義の変更として。差分と日付が残り、いつから効いたかを監査できます。
ルールには、4つの種類がある
- データ金額は正の数。請求書番号は重複しない
データの形そのもの。これに反する書き込みは存在できません。
- 工程受領 → 突き合わせ → 起票。この順番だけ
工程の形。段階は飛ばせません。
- 操作上限を超える支払いは「上限超過」で止まる
操作ごとに、失敗の仕方まで定義に書かれています。
- 承認支払いの確定は、人が決める
人が決める場所も定義に書かれ、AIの裁量には残りません。
確定の統制
AIは要求する。確定はランタイムが決める。
操作の要求がシステムに入り、モデルの外側で決定論的な検査が走り、通過または承認された操作だけが書き込まれます。
操作: スキルシートを公開する
- 実行者
- 面談AI
- ポリシー
- 書き込みガード
- 確定
- 保留
1. 意図
AIから
AIが、入力と参照した業務状態を添えて、名前の付いた操作を要求します。
要求を受理
2. 判定
モデルの外で
DBやゲートウェイに書き込みが届く前に、通過、承認待ち、遮断のどれかに決まります。
通過 / 承認待ち / 遮断
3. 記録
AIの外に
誰が要求し、何が検査され、どうなったか。時刻と一緒に、AIの外側へ。
監査行を追加
確定ゲート
承認待ち
検査を通るか、あなたが承認するまで、書き込みはDBに届きません。
AIはフィードバックからやり直せます。自分の書き込みを自分で承認することはできません。
業務システム
すべてのオペレーションが必ずここを通る
1. 通常のオペレーション
適合 → 実行
2. 重要なオペレーション
承認 → 実行
3. ルールに反するオペレーション
遮断 → 差戻
監査記録
3つの結果すべてが、エージェントの手が届かない監査記録に残る
事故台帳 —どの機構が、どれを止めるか
エージェントで実際に起きてきた事故の分類と、それぞれをここで構造的に不可能にしている機構です。
資金流出
上限超えの送金、二重払い、詐欺請求への支払い
データ破壊
一括削除、「整理」による本番データ消失
対外事故
一斉誤送信、顧客への勝手な確約
機密・コンプライアンス
情報の持ち出し、与信・反社チェックの素通り
内部統制違反
自己承認、証跡なき変更、締め後の遡及計上
暴走・連鎖
リトライ暴走、重複発注、課金爆発
判断の踰越
与信・人事・契約の判断を勝手に確定
運用原則
書いてある通りに動く。書いてないことは、しない。
AIは考え、聞き返し、やり直し、任せることができます。何が存在し、何が起こせて、何が人を待つか — それは定義が決め、ランタイムが守らせます。
仕事の基準
「AIを信じてください」とは言いません。
先にシステムを見せる
評価対象は、業務のふりをするチャットではなく、データと操作とルールが一緒に動いているワークフローです。
ポリシーはモデルの外
プロンプトはルールを説明するだけ。強制するのは、書き込みが届く前のランタイムです。
広げる前に、記録で判断
業務定義と実行記録を読んでから、広げるかを決めてください。
合わなければ、そう言う
下書きや検索で足りる仕事にPerstackは勧めません。セキュリティ、調達、データ所在地の条件は、本番の後ではなく前に洗い出します。
はじめ方
今つらい業務を、ひとつ持ってきてください
粗いメモで十分です。要件定義書も、業務フロー図も、全社AI構想もいりません。
返ってくるもの
買う前に、短いメモを返します。
- 向き不向き — 軽い道具で足りるなら、そう言います
- 最初の業務定義: 開始、完了、ルール、承認
- 実際に見る実行記録のサンプル
契約前
向き不向き
業務をひとつ選ぶ
一緒に最初の業務定義へ落とします。合わなければ、それが答えです。
1ヶ月目
本番稼働
中核フローが動く
スキーマ、連携、中核の操作まで。構築0.5人月が目安です。
2ヶ月目
定常運用
例外まで固める
外部連携、例外処理、監視、そして手順書。